NZでの夏休みの過ごし方

この記事は「地球の歩き方ニュージーランド」コラムを全12回担当した時の第9回目の掲載記事です。

リード「スクールホリデープログラムを活用する」

日本とは季節が逆になるニュージーランドの夏休みは、12月中旬から1月いっぱいまでです。息子たちのニュージーランドで迎える初めての夏休みに、「宿題は?と聞くと」、「よく寝て、よく食べて、よく遊ぶこと」だそうで、またしても、驚く事実を突きつけられました。小学生だけでなく、高校生も夏休みの宿題はありません。さて、親としてどうやって乗り切ればいいのでしょうか?笑

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ご安心ください。スポーツ施設や団体が、ホリデープログラムを実施してくれています。有料無料、様々なイベントがありますので、子供にあったものを選べます。共働きの両親の場合は夏休みだけでなく、各お休み毎に、スクールホリデープログラムがあるので、安心して仕事を続けられるようになっています。対象年齢は通常5歳~14歳まで、時間は7:30-16:30頃で、各コースによって違うと思いますが一日30-80ドルで、スポーツ、PCゲーム、クッキングなどを取り混ぜたり、遊園地へ連れて行ってくれたりと、聞いただけでもわくわくしそうなプログラムになっています。

キャンプ地でもホリデープログラムがあって、中高生を対象に、1週間の泊り込みキャンプなどがあります。アスレチック、カヤック、アーチェリー等盛りだくさんの体験学習です。日頃コンピューターゲームばかりに熱中している子供たちも、真っ黒に日焼けして、ぐったりとして帰ってくることになります。

私は息子を夏季集中スイミングレッスンや、テニスレッスンに通わせていました。私が特に良かったと思ったのが、地域の図書館がやっていた「リーディングプログラム」です。参加費は無料で、夏休み前に募集があり、事前に登録しておきます。夏休みが始まったら、自分の好きな本を好きなだけ図書館から借りて読み、週に1度ライブラリアン(図書館の方)に読んだ本のあらすじと感想を聞いてもらいます。

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ライブラリアンは本について、あれこれ質問してきますので、それに答えて、ちゃんと読んだことを認めてもらってスタンプを押してもらいます。週に何度でも報告に行っても良いのですが、週に一度だけ、ご褒美のおもちゃや、ステーショナリーなどがもらえます。

夏休み中に毎週報告に行って、5回の報告義務をクリアしたら、年齢に合わせたベストセラーの本をもらえる仕組みです。最後の打ち上げパーティーは、サンドイッチやケーキを用意してくれます。一番たくさん読んだ人への表彰式もあって、子供たちへ本に興味を持ってもらうために、工夫されています。お陰で、今でも息子たちは本をよく読んでくれます。

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学校は4学期制なので、年に4回のお休みがあります。宿題がありませんので、お勉強に専念するのもよし、有料無料ホリデープログラムを旨く利用して、楽しい休暇を過ごすしたいものです。