金曜日のランチオーダー

この記事は「地球の歩き方ニュージーランド」コラムを全12回担当した時の第5回目の掲載記事です。
リード「ボランティアのママたちがランチ売り上げに協力します。」

 

前回学校の寄付金集めについてお話をしました。今回も寄付金集めで行われている金曜日のランチについてお話をします。

「ニュージーランドの学校ではおやつも持って行くんですよ。」と言うと驚かれることが多いです。給食の支給がないので、ランチは当然持っていくのですが、10時半ごろのモーニングティーの時間に食べるおやつも必要です。写真はあ

5-1私は息子が小学生の間、金曜日のランチオーダーのボランティアをしていました。金曜日はボランティアのママたちが、ランチを用意し、利益はすべて学校の運営資金となります。

この写真は、ある日の息子たちのお弁当です。

 

金曜日の収益は学校の運営資金になる事を保護者が把握しているので、月~木はお弁当を持参して、金曜日はランチオーダーをする家庭が多く、何より子供たちが金曜日のランチを楽しみにしているようでした。事実、クラスの過半数以上の注文がありました。封筒にオーダー表とお金をいれて、登校したら、学校の事務室のボックスに入れます。

 

私たちはボックスを回収し、お金の計算と注文の集計表を作ります。集計表を基にランチを手配して、お昼までにクラス毎に仕分けをします。販売物品はホットドック、ガーリックブレッド、お寿司、フィッシュアンドチップス、ピザ、クッキー、飲み物等です。ホットドックとガーリックブレッドはママたちが作っていましたが、他の物は近所のお店に配達してもらいました。お店に注文した物の場合はキックバックが利益となります。お昼になると、高学年の生徒たちが取りに来てくれて、各クラスに配達してくれます

おやつ5-2の販売もありました。「今日は1年生奇数組が寄付する週」と言う具合に、ローテーションが決められており、担当となった各家庭でマフィン、ケーキ、クッキーを焼いて、朝9時までに持ってきてもらうのです。手作りが出来ない家庭は、お砂糖、小麦粉、バターを物納してもらいます。物納してもらった材料で、ボランティアのママたちも家庭科室でケーキを焼きます。お菓子に値段をつけて、大きなお皿に移し替え、ホットチョコレートを用意して、10時半のおやつの時間に販売します。人気はアイシングがこってりと飾ってあるケーキや、カラフルな飾りが付いているケーキでした。休み時間のベルがなると、お小遣いを握りしめ、家庭科室へ一目散にかけてくる子供たちが、とてもかわいかったです。

 

学校はいろんなボランティアで成り立っているのですが、ボランティアで手を貸してくれる保護者が沢山いることに驚かされました。出来る事を手伝う、手を貸す事を厭わない、むしろ楽しんで、喜んで手を貸す人が多い。これも素晴らしいニュージーランドのカルチャーです。

私は移住して来て、言葉も不自由だし、教育関係の事も、地域の事も何もわからないので、ボランティアを率先して参加するようにしていました。そこで沢山の有益な情報を得ることが出来、ママ友達も増え、英語も上達し?楽しい時間を過ごすことが出来たと思っています。

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