小学校に空軍がやってきた

この記事は「地球の歩き方ニュージーランド」コラムを全12回担当した時の第6回目の掲載記事です。
リード「リクエストに応えてヘリコプターが校庭に着陸」

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今日は息子たちの小学校に空軍がやってきた時のお話をいたします。
「空軍のヘリコプターがやってきます。」保護者の方も見に来てください。と、学校からお便りを貰ってきたので、私も興味津々で見に行きました。
校庭に着陸したヘリコプターから降りてきた兵士さんが、生徒の前に立ちました。
子供たちも目を輝かせて、兵士さんに大きな拍手を送ります。
「やーみんな、学校のフィールドに着陸したのは初めてだったよ。みんなぁ~大きくなったら、空軍になりたいか?」
子どもたちは大声で「イエース」
「みんなぁ~、大きくなったら陸軍になりたいか?」
子どもたちはまた大声で「イエース」
そしてら、お茶目な兵士さん、「陸軍はどこに行くにも、歩かなきゃいけないんだぞ。でも空軍はあのかっこいいヘリコプターでどこへでも行けるんだぞ。 さぁみんな~空軍になりたいか?」
「イエース」
「おぉーみんないい子たちだぁ!」これが、降りてきた兵士さんのご挨拶。
こんな気さくで楽しいスピーチをする兵士さんは、私の空軍のイメージを覆します。

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子供たちも大興奮で、クラスに分かれて、ヘリコプターの中を見学しました。
実際に一人ずつヘリコプターの中に入り、操縦席に座らせてもらったり、整備士さんが子供たちの質問に答えたりしていました。
その間、私も軍の方と先生方との立ち話に仲間入り。
「どうして、この学校に来たんですか?」と言う質問に対して、
「この学校の先生とクルーが友達で、来てくれないかって頼まれたんだよ。それに 空軍ショーに行く途中だったから、ちょっと寄ってみたって感じかな?」との答えです。
ちょうど数日後に南島のワナカで毎年恒例となった空軍によるエアショーが予定されていました。
だからと言って、日本だったらあり得ないですよね。いくら行く途中でも、民間の要請で自衛隊のヘリが校庭に着陸するとは。。。あぁぁいくつの書類にハンコを押さなければならない事でしょう? いえ、いくつハンコを押しても許可はおりませんよね。
ニュージーランドだから簡単に許可が下りるとも思いません。これも特例だったのかもしれません。しかし、この学校の多くの子供たちが、将来空軍に入隊する夢を抱いた事でしょう。心に残る素晴らしい思い出となりました。

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