ニュージーランドの教育は日本とちょっと違う

ニュージーランドでは、5歳のお誕生日を迎えた次の月曜日に、それぞれ小学校に入学します。 一斉に入学するのではないので新入生児童に対しては慣れるまで先生が個別に指導を行なったりするのも、ニュージーランドではごくごく普通の風景です。一貫校もありますが、通常は小学校が6年間で、2年間のインターミディエイトに進み、5年間の高校を経て大学や専門学校等へ進学します。

自分がどの学年になるのか、表を見て確認してみましょう。

ニュージーランドの教育システム
日本と違う4学期制

日本と季節が逆なので、12月~1月は夏休み。夏休みが明けた2月から新学期のTerm1(1学期)が始まります。学期は10週間でそれぞれの学期の間に2週間の休みがあります。

ニュージーランドの学期入学を希望する場合は1学期~3学期のそれぞれ最初の週からスタートになります。※4学期からの入学はできません。

 

全国統一高校教育認定資格NCEA

NCEAとはNational Certificates of Educational Achievement の略称で、ニュージーランドの高校生が受験する全国統一の高校教育認定資格のこと です。NCEAはニュージーランド国内の専門学校や大学に進学する際や、海外の大学に進学する際に入学条件の一部として認められる資格になります。

NCEAは3段階 試験は11月にNZ全土で一斉実施

  • レベル1 : Year11(日本の高1)
  • レベル2 : Year12(高2)
  • レベル3 : Year13(高3)

 

NCEA評価方法はテストと学校内評価の2種

まず、高校を卒業後、どのような道に進みたいかを見据えて、選択科目を新学期の始まる2月に選択します。11月にあるNCEAの試験で単位を取得するために、課題、レポート、グループワークなどに取り組みます。評価方法はその授業により異なります。試験の結果だけでなく、どのように取り組んだかも評価になります。どの科目を選択するかは、ニュージーランドに到着してから留学生担当の先生と相談して決めましょう。

Unit Standards – 校内評価
校内試験・評価
合格・不合格で評価
筆記試験で測れないスキルや技術、スピーチ、リサーチ、パフォーマンスなども考慮される。

Achievement Standards – 全国試験評価
校内・校外試験(全国試験通常11月)・評価
不可・可・良・優で評価
記述、マーク式の全国試験。技術、芸術系の試験は作品の提出もあります。

日本の大学へ帰国子女枠などで受験する場合

  • 留学生の場合、NCEAは必須ではない
  • 帰国子女枠入試のある多くの大学はNCEAを判定基準にしている
  • 大学進学を目指している留学生は学年を下げてNCEAを選択する場合が多い

そのほか一般入試、AO入試、自己推薦入試、センター試験を利用する際にも英語の強みを活かすことができます。高校入学前に、NCEAの単位取得が必要か調べましょう。大学によっては、独自の試験を行ったり、TOEICのような英語資格スコアを提出させるところもあります。ニュージーランド留学中に志望大学もしくは、志望学部を決め将来のビジョンを考えて必要な単位を取得するとよいでしょう。

 

留学成功のカギ

  • 自分はどうなりたいのか?
  • どこの大学に行きたいのか?
  • どの分野を学びたいか?
  • 何が好きか?向いているのか?
  • 得意なことは何か?

将来大学で勉強したい分野、就きたい職業が決まっている人は、その分野に関係のある授業のNCEA単位を取得すると有利になります。早めの目標設定が成功を握るカギです。

志望大学は滑り止めも含めて、入学条件をしっかり調べましょう。NCEAクラス成績優秀者には学校からの推薦書も発行されます。NCEA取得は時間管理・自己管理がとても重要です。授業や当日の試験を欠席しないように、体調を崩さないように十分注意しましょう。スケジュール管理は受け身にならず、積極的に行いましょう。たとえ失敗しても、翌年に取得チャンスがありますので、あきらめずに頑張りましょう。

現在帰国子女枠を設けている日本の大学は400校以上 あり、国際化や多様なニーズに伴い増加傾向にあります。帰国子女枠以外でもセンター試験で英語のリスニングが導入されるなど、英語に重点を置く傾向です。

在学中は、勉強だけでなく、課外活動、ボランティア活動、学校行事参加して国際的感覚を養いましょう。これらはまた進学の際に貴重なアピールポイントになります。