不登校・中退なのになぜ留学がおススメなのか?
「何故、うちの子はどうして不登校になったのか?」と思い悩む親御さんも多いかと思います。
平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」においても様々な要因が挙がっています。
出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」より
親御さんがあれこれ悩んで不登校になってしまった理由を探ったとしても、そして、もしも原因や理由を特定できたとしても、学校への復学や解決の糸口につながるとは言えません。なぜなら、今、その理由を知ることが本人にとって重要なのではないからです。
ではなぜ不登校・中退に留学がおススメなのか?と言うと、「自分を見つめ直す機会を得る」ことができる点です。
「知らない土地・環境・言語」といった未知の世界に身を置けば、性格も変わると言われます。変わるというよりは違う自分を演じるといったほうが良いかもしれません。最初は演じていたとしても、そういう自分が本来の自分であることを発見することもあるのです。
「自分が自ら行動しなければならない」と言う状況に置かれることで、これから自分がどうありたいのか、自分の将来を真剣に見つめ直すことができるようになります。
多くの不登校・中退した方は留学を通して、「自分が甘かった」「ぬるま湯につかっていた」「親のありがたみがわかった」と口々に言い始めます。ニュージーランドの暖かな人々に触れ、自分の素を取り戻し、社会とのコミュニケーションの大切さを取り戻していくのです。
不登校生の留学は「高校卒業資格を得る為や語学力を得る」事が目的ではなく、それは後からついてくる「おまけ」に過ぎないのです。
ニュージーランド留学が不登校生にメリットな理由
高校生で不登校となった場合、学校を数週間~数カ月休んでいる方が多く、 授業の単位が足りず、次学年への進級が出来ない為に留年するしかない。そしてますます学校へ戻りずらくなってしまうケースが多いのではないでしょうか。そうなると、他の学校へ転校を考える、しかし単位が足りていないので、1年生からやり直し。そのようなケースを多く聞きます。
しかし、ニュージーランド留学の場合は、年齢で学年が決まりますので、不登校だった過去に関係なく、同じ年齢のクラスへ入り、同じように卒業できます。このような形で進学ができるのは、英語圏の中ではニュージーランドだけです。
ニュージーランドは治安の良さ、ニュージーランド人のおおらかさ、日本人にとって聞き取りやすい英語、法律で留学生を保護している、高い教育水準などたくさんのおススメできるメリットがあります。
過度な期待は持たない
日本の不登校の期間とは関係なく、自分の年齢に合った学年に進級できるニュージーランド 留学はその子たちの空白をすべてうまく埋めてくれるものです。 また、留学は英語力という副産物までついてきます。 よって留学することで、今までの遅れを取り戻すことができ、とても条件の見合った再出発となりうるのです。
また不登校の子どもたちは、実際不登校ではないのだが英語を勉強する為に留学しに来ている子供たちより、留学に対するモチベーションも高いのです。 それは、不登校の子どもたちは一度日本が合わないとわかっているので、ここで新しい道を作らなきゃと思って留学しているのに対し、 不登校ではない一般の子どもたちは、留学で無理なら帰国して進学すればいいやという感情が根底にあるから留学に対する情熱はそこまで高くありません。 よって、日本で不登校や中退を経験した子供たちは、不登校ではないが英語を勉強するために留学しに来ている子供たちより、 現地になじむのも早く、そして進路も希望通りの進学先に進む率が格段に高くなっています。
しかし、不登校・中退者の多くはナイーブで感性が鋭いために、プレッシャーに弱いところがあります。知らない土地、知らない環境、知らない言語での生活はとても大変です。
そのため、保護者の方の期待値が大きければ大きいほど、プレッシャーが大きくのしかかってくるのです。どうか大きな気持ちで見守ってあげてください。毎日のようにLINEしたり、「友達はできた?」と聞かないであげてください。
不登校・中退者の方の留学は、保護者のかたの忍耐も必要です。「何か1つでも良いので留学中に見つけてくれるならば、それだけで十分よ。」と言う気持ちで留学へと送り出して頂けると明るい笑顔できっと日本に戻っていくでしょう!